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[第11回] CTP にも期待される青色 LD

issue date : 17-Sep-2001


青色LEDの特許に関し、開発者の中村修二氏(現カリフォルニア州立大教授)が古巣の日亜化学工業(株)(徳島県阿南市)に対して訴訟を起こしたニュースは、知的財産を巡って企業と個人が争う象徴的な事件として、既に皆様ご存知のことと思います。

成果の一例としては、青色LEDが開発されたことで赤色LED、緑色LEDの3原色がそろい、3色を合わせた白色LEDが製造可能となり、1兆2000億円と言われる白色電球市場にとって替わる可能性があるそうです。日亜化学工業のこの技術に関連する累積売上高は1750億円と見込まれており、対価として氏は100億円近い請求をすると見られています。

その中村氏が印刷界の技術革新に関係する発明をしているのでご紹介します。それは青色LD(レーザーダイオード)の実用化に関するもので、話題となっている青色LEDに似ていますが発光ダイオードではありません。青色LDが実用化されると、40ミリWレーザーが実現し、現在高圧(250ミリW)で行われているため高価なものとなっているCTP(Computer to Plate)の機械や維持費、刷版用の感材の低価格化が可能となり、ますますCTPが促進するのではないかと期待されています。ここでの経済効果も計り知れないものがあります。


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