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[第44回] デジカメやMS-Office RGBデータの注意点

issue date : 5-Apr-2004

 前回ご案内しました「三美デジタルワークフローパンフ」(改訂版)は2月末に完成し、当社お客様以外の方からもご注文をいただいたり、印刷の業界紙(「印刷タイムス」3月9日付)でも紹介されるなどご好評をいただいています。
 まだお手元に届いていない場合は、是非当社営業担当にお申し付けください。

 今回は「デジタルワークフローシリーズ」の第2回目として「デジカメやMS-Office RGBデータの注意点」について整理してみました。

デジカメやMS-Office RGBデータの注意点

  • RGBデータでの入稿が増えてきています
     デジカメが普及し、お客様のほとんどがマイクロソフト社のOffice系ソフト(Word、Excel、PowerPoint、Publisherなど)を使用されていることもあり、写真やイラストがRGBデータのまま単独で、またWordなどに貼り込まれて入稿されるケースが増えてきています。
     従来は「ポジフイルム入稿→印刷会社でCMYKにスキャナ分解→組版・色校正」という流れでしたが、このような傾向のなかで印刷会社にとっての新たな課題、またお客様にも理解しておいていただきたい問題も出てきています。

  • RGBデータのCMYK変換には専門的な知識・技術が必要です
     デジカメで撮影されたデータやMS-Office系ソフトで作成された画像データはすべてRGBデータです。
     RGB画像のCMYK変換はアプリケーションの機能で簡単にできますが、CMYKモードの色表現領域がRGBモードに比べると狭いので、印刷用に変換すると一般的には色がくすんだり、K(墨)版のバランスの関係で自然な階調が失われたりします。
     データ変換には墨版の整理や人肌補正などデリケートな調整が必要となり、またインキや紙の種類などの印刷条件に合わせるためにも専門的な知識や技術が必要となります。

     現状ではお客様の側ではRGBデータの加工は行なわないで、そのままプリントアウトしたものをサンプル見本とし、色調修正の指示を明確にしていただいて、製版のオペレータが画像修正を行なうのがベストです。

  • 1色や2色に見えるRGBデータが特に曲者です
     RGBには1色のデータはありません。例え黒でもR=0%、G=0%、B=0%という3色それぞれ値を持っており、CMYKに変換すると4版に分解されてしまい、スミ版は100%ではなくグレーのようになってしまいます。

     同様に2色のデータも存在しません。かならずRGB3色の値を持ったデータになっており、ヒトの目にあたかも2色のように見えているだけで、変換するとCMYK4版のデータが作成されます。このなかから2版だけを取って印刷してしまいますと、全く違った刷色になってしまいます。 
     このような場合は指定の2色の色に合わせるために膨大な修正作業が発生し、コスト高になるばかりか進行の遅れることになりかねませんので、この点でも注意が必要です。

詳しくは「デジタルワークフローパンフ」の11頁、34〜35頁、64頁、および第26回sanbi-i-com「デジカメデータと印刷品質」などをご参照ください。

次回は最近話題になっています「新世代DTP(Mac OS X, OpenType, Unicode, InDesignなど)についての情報をお届けします。

<用語解説>
RGB:光の三原色、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)のこと。3色すべて掛け合せると白色となるため、このことを加色混合という。

CMYK:カラー印刷に使う基本の4色、Cyan(藍)、Magenta(紅)、Yellow(黄)とBlack(墨)の最後を取った言葉。CMYをすべて加えると黒になる(減色混合)ものの印刷では鮮やかな色にはならず、文字に使うと読みにくいのでBlack(黒、墨)を加えています。


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