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[第46回] 印刷用データとしてのPDF活用とその注意点

issue date : 2-JUNE-2004

 今回は「デジタルワークフローシリーズ」の最終回として、「印刷用データとしてのPDF活用とその注意点」についてまとめてみました。

  • PDFについての補足説明

      PDFについては、これまでのsanbi-i-comでも「PDFの特長と活用」など3回シリーズで扱ってきましたが、もう少し基礎的な点での補足をします。

      その第一は、PDFには活用目的に応じて、ホームページ掲載用、校正用、印刷用などいくつかのクオリティ(品質)の設定・出力の方法があることです。
      第二は、PDFそのものにもPDF1.3、1.4、1.5(Acrobat6.0に対応した最新版)などバージョンの進化があるということです。

  • 印刷用のデータ基準としての「PDF/X-1a」

      PDFはその汎用性・データが軽いということもあって、主にホームページ掲載用やメールでの添付データ・校正用として活用されてきましたが、2001年に印刷用基準としてISO規格「PDF/X」が制定され、それに対応したAcrobat6.0が昨年発売されたこともあって、印刷用データとしても関心・活用が高まっています。
      今年2月の「PAGE2004」でも「検証PDF/Xベースの印刷運用ワークフロー」のコンファレンスが行われていました。

      「PDF/X」はISOの規格で、印刷を目的としたガイドラインです。中でも印刷に最適化されているのが「PDF/X-1a」で、下記のような仕様を満たしていれば、フイルムやCTPなどの印刷用高解像度出力のデータ基準をクリアしていることになります。

    • PDFのバージョンは1.3を使用
    • 色はCMYKと特色(スポットカラー)のみを使用
    • 高解像度の実画像を使用
    • 使用しているフォントは全て埋め込まれている

  • PDF入稿上の注意点

      Acrobat6.0があれば、各種アプリケーションソフトで作成されたデータから、Distiller6.0を使用して「PDF/X-1a」に変換することができます。
      それ以前のAcrobat4.0、5.0で作成する場合も含めて、下記のような点がPDFでのデータ入稿上の主な注意点となります。

    1. PDFのバージョンは1.3か1.4にする。PDF1.5は現状のRIP(リップ:パソコンのデータを印刷用に分版、アミ点に変換するソフトウエア)では完全に対応しきれていません。(1.5対応のRIPは今年5月のドイツでの印刷機材展:ドルッパでリリースされるといわれています)

    2. TrueTypeも含めて使用しているフォントは全て埋め込んで(エンベット)ください。

    3. PDF作を印刷用に使用する場合は、設定を印刷用(Press Quality)にしてください。

      PDFはネットワーク上で校正やデータの送受信ができ、JAPANカラーやJMPAカラーなどカラーマネジメント用の色基準に対応していますので、印刷用データとしての活用も含めお客様と印刷会社の新しいワークフローの流れとして、今後注目しておくべき動向となっています。

      印刷用データとしてのPDF活用のより詳しい情報は、アドビシステムズ社のホームページなどをご参照ください。


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