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[第48回] drupa 2004:「JDFと生産工程の自動化」

issue date : 11-AUG-2004

  前回ご案内いたしました日本の印刷機材展JGASに併設開催された印刷ビジネス交流展・三美印刷ブースには500名以上の方にご来場いただき、TeX、オンライン論文投稿査読システム、シラバスナビなど当社が提供するソリューションについて交流する場を持つことができました。改めてお礼申し上げます。

  今回は今年5月に開催された世界最大の印刷機材展drupa(ドルッパ)2004(ドイツのデュッセルドルフ)で最大の話題となり、その流れがJGASにも引き継がれた、「JDFワークフロー」についての情報をお届します。

  • drupa 2004と「JDFワークフロー」

      drupaは常にその後の印刷業界の技術動向をうかがう重要な展示会となってきました。
      今年のdrupa 2004は「JDF drupa」といわれ、プリプレス(組版・製版)、プレス(印刷)、ポストプレス(製本)までの全工程を自動化し、かつ生産管理システム(CIM)、経営情報管理システム(MIS)までを統合管理するJDFワークフロー及びそれを実装した製品やシステムの発表・デモンストレーションが数多く行われました。

      その背景には、生産面でのデジタル化・ネットワーク化がCTPで完成し、印刷機など機械単体でのスピードアップも限界点にきており、これ以上の合理化・効率化には生産工程全体のシステム化・自動化が現実的な課題になってきているということがあります。

  • 「JDF」とは

      「JDF」という言葉はまだ聞きなれない方も多いかも知れませんが、「Job Definition Format」(印刷物制作・製造の全工程を包括的に定義・記述し、管理・制御するXMLベースのファイル形式)の略称で、国際的な規格制定団体CIP4(International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress,Press and Post-press)が2001年に定めたものです。CIP4の前にCIP3がありましたが、実際には刷版の絵柄面積をCTPデータから読み取り、印刷機のインキ(壷)量を自動調整するなど限定的な活用にとどまっていました。

      JDF/CIP4ではプリプレスからポストプレスまでの生産工程及び生産・経営情報管理システムまでの統合一貫管理が可能となりました。
      JDFは受注情報、製造指示情報、作業情報の記述・追加ができ、プリプレスでの面付けや出力、印刷の刷位置・刷色・インキ量、製本の折・綴じ・断裁などの調整を自動化するだけでなく、進捗状況や原価管理まで行うことができ、生産工程全体の自動化にその効果が期待されています。

  • 今後の動向としても注目しておくべき「JDFワークフロー」

      drupa 2004では三つのメーカーグループによる、異なる生産設備間の相互運用のテスト・デモが行われ、JGASでも富士フイルム、大日本スクリーン、クレオ、小森など日本の各メーカーが実演していました。今後日本国内においてもJDF対応の新製品・システムが徐々に普及してくるものと思われますが、旧モデルへのJDF対応などメーカー側の努力も必要になります。

      今後はフイルムの代りにPDFファイルが、作業指示書の代りにJDFが付いて、ネットワークを飛び交う時代もそう遅くない時期に現実的になりそうです。
      いずれにしても「JDF」は今後の印刷業界技術動向として注目しておくべきキーワードの一つです。

◆「JDF」についてのより詳しい情報は、日本印刷技術協会のホームページ「JDFフォーラムジャパン」などに掲載されています。


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