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[第52回] 自動組版シリーズ2(名簿、辞典などの自動組版)

issue date : 6-DEC-2004

  今回は「自動組版シリーズ」の第2回目として、名簿、辞典などの当社での自動組版事例をご紹介します。

  • 3B2を活用した「会員名簿」の自動組版

    会員数約4万名のある学会様の「会員名簿」(A4,1000頁)を、自動組版ソフト「3B2」を活用して製作しました。

    会員データはExcelでいただき、当社データベースに読み込み、そこからXMLデータを生成し、あらかじめ組み体裁(テンプレート)を設定した3B2に流し込み、自動組版しました。

    会員データの付加情報から名誉会員やフェロー会員の名簿を別途作成、柱も会員読み情報からプログラムで頁の始めと終わりを読み取り、自動発生させました。名簿作成に特有な「外字」も、Windowsの外字エディタで作成・支給されたものを、変換テーブルなしで活用することができました。

  • XML Automagicを活用した「辞典」の自動組版

    本文がランダム入稿であったこと、本文の並べ替え、目次や索引の自動作成を写研やTeX以外の方式でもやってみたいということで、入稿されたWordデータからXMLのタグ付けを行い、XML Automagicに流し込んで、小辞典的なもの(B6判、250頁)を自動組版しました。

    写研(GRAF)では手作業に近い柱の生成も、XMLデータから自動生成、Web展開への可能性も切り開くことができました。XMLを活用した自動組版では、最初の段階で書籍の構造をきちんと固めておくことが特に重要になります。

  • 写研SSGを活用した「ハンドブック」の自動組版

    Wordでランダムに入稿された「ハンドブック」(B5判、1700頁、著者1000名)のデータからSGMLデータ(インスタンス)を作成、そこから写研に特化したデータ処理ソフト「SSG」で写研データに変換、組体裁もSGMLのタグを写研のタグ(サプコル)に置き換え、写研での自動組版や目次・索引の自動作成を行いました。CD-ROM版へのデータもSGMLから生成しました。

    名簿や辞典などの製作では、情報処理技術やデータベース、自動組版ソフトの活用が特に有効です。

◆自動組版ソフト「3B2」や「XML Automagic」については、 「自動組版シリーズ1」、「XML」や「SGML」については、 「XMLの可能性1(HTML・XML・SGML)」をご参照ください。

「自動組版シリーズ」の第3回目は、学協会の「大会予稿集」や大学の「シラバス(授業計画)」などの自動組版を予定しています。


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