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issue date : 27-SEP-2005
今年6月29日国立情報学研究所においてSPARC/JAPAN(第50回sanbi-i-com参照)の連続セミナー「電子ジャーナル化時代を考える」の第2回目として,「電子投稿査読システムとは何か−今,日本で使えるシステム」が開催され,当社を含む5つの団体,企業からのシステム紹介・デモが行われました。
セミナーには学協会事務局,著者,大学図書館など約100名の方が出席,このテーマへの関心の高さを示すセミナーとなりました。
学術論文の電子ジャーナル化やオンライン投稿・公開システムについてはこれまで3回程扱ってきましたが,今回は「論文投稿・査読システム」に絞って,その背景や現状,システムの概要などについて2回シリーズでお届けします。
- 進展する学術論文の電子化,Web公開
日本の学術論文の電子化,Web公開は欧米に較べて遅れていると言われていましたが,独立行政法人科学技術振興機構(JST)が構築した「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)への登載ジャーナルが昨年12月には英文誌,和文誌合わせて166誌だったのが,今年8月末には一
気に231誌へと増加し,日本国内においても順次電子ジャーナル化への進展が図られてきています。
文部科学省の学協会への科学研究費補助金(通称:科研費)も紙媒体から電子媒体に重点が置かれる傾向になってきています。
- 実用段階に入ってきた「論文投稿・査読システム」
- 電子ジャーナル化の進展に伴って,論文の投稿や受付,査読依頼や査読結果の入力,論文集への掲載可否判定までをインターネットを通じ,オンラインで一貫して行う「論文投稿・査読システム」を検討する学協会様増えてきました。
オンライン「論文投稿・査読システム」を活用すれば,論文著者(投稿者)の利便性も高まり,学会事務局負担の軽減,査読期間の短縮,郵送費用の節減も図ることができます。
- 学術論文の投稿システムは大きく分けて二つあります。
一つは大会予稿集の投稿・受付システムで,ここ2〜3年で多くの学協会様が実際に運用するようになっています。また,大会運営を一括で受託する大手旅行会社もこのシステムを採用するようになってきています。
もう一つが論文集の投稿・査読システムです。こちらはSPARC/JAPNのセミナーでも紹介されましたように,JST(科学技術振興機構),大阪大学生協などの団体,ソフト会社,当社を含む印刷会社などがシステム開発を行い,実際に運用する事例がここ1年程度の間にいくつか出てきています。
次回は当社提供のものも含め「論文投稿・査読システム」のシステム概要などもう少し詳しい情報をお届けします。
◆こ学術論文の電子ジャーナル化やオンライン投稿・公開システムの動向については,下記sanbi-i-comなどもご参照ください。
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