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[第81回] PDFデータでのトラブル事例と入稿上の注意点

issue date : 2-JUN-2007

  当社でも最近はPDFでのデータ入稿が増えてきており,またPDFデータでのトラブルもいくつか発生しています。
  今回はPDFデータでのトラブル事例と入稿上の注意点についてまとめてみました。

  • PDFは出力で変わってしまう場合もあります

    当社でもここ半年の間に下記のような経験をしています。

    1. 表紙データをインデザインで作成し,直接PDFデータを書き出しフイルム出力したら,アルファベットの小文字のみが消えてしまった一度PSデータに書き出し,アクロバット・ディスティラーでPDFを作成すれば問題なく出力されます。

    2. PDFで支給された広告のサイズ変更,RGBからCMYKへの変換,文字のアウトライン化をイラストデータで行ったら,図ネーム3点に自動的にマスクがかかってしまい,ネームが抜けてしまった。

    3. PDFからテキストを抜き出し,組版用データとしたら合字や外字が化けているのに気付いた。

    上記事例の場合それぞれに原因や対処方法がはっきりしているものもあれば,メーカーに問い合わせも今現在は原因がはっきりしないものもあります。

    PDFは一般的には「アプリケーションソフト,OSに関係なく同じように表示されるもの」と理解されていますが,現時点ではPDFは完全なものではなく,まだ不安定な面があると理解した方が良いようです。

  • 当社で注意している点

    このようなこともあり,当社ではPDFの取扱いについて下記のような注意を払っています。

    1. アドビ・インデザイン,イラストレータから直接PDFを書き出すことはできますが,文字の崩れや画像が変型する場合がありますので,一度PSまたはepsファイルに変換し,アクロバット・ディスティラーを使ってPDFを作成することを社内の基本ルールとしています。

    2. PDFデータ納品の仕事の場合には,指定によっては埋め込めないフォントもありますので,組版データを作成する前に打ち合わせを行うようにしています。

    3. お客様からPDFデータをいただいた場合は,プロパティを開いて,使用フォント,画像の解像度,作成ソフトなどを確認するようにしています。

    4. 当社で修正加工をした・しないに関わらずPDFは出力結果が変わる可能性があるという認識を持ち,現場・営業とも出力時の校正対象にしています。

  • PDF入稿上の注意点

    お客様からのPDFデータ入稿のケースとしては,広告や図版などを組版用の部品データとしていただく場合と,印刷用の最終データとしていただく場合があります。いずれの場合も入稿の際には下記の事項をご確認ください。

    1. いただいたPDFが開けなかったり化けたりする場合がありますので,データだけでなく原稿・見本を添付するようにしてください。

    2. フォントの埋め込みは必ず行い,解像度の設定も正しく行ってください(写真は最低300dpi,線画は1200dpi)。解像度の低いデータはそれ以上良くなることはありません。

    3. 印刷用の最終データとして入稿する場合は,PDF出力の設定を「印刷用」か,ISOの印刷用規格である「PDF/X-1a」形式にして,センター書き出しを行ってください。また「PDF/X-1a」形式にするには事前にRGBデータをCMYKに変換しておく必要がありますが,高い品質を要求する場合はこの変換にはプロの技術が必要となることもご理解ください。

    4. 組版の部品用データとして入稿する場合は,PDFでなく元データで入稿していただいた方が安全です。

    5. PDFは完全なものではなく,出力結果が変わる可能性もあるとの認識で,校正を見るようにしてください。

    PDFの印刷用規格である「PDF/X-1a」については,下記sanbi-i-comもご参照ください。

    ・「印刷用データとしてのPDF活用とその注意点
    ・「印刷用データとしてのPDF活用


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