XMLによる自動組版

2014年1月9日

XMLによる自動組版

豊富な経験値があるからこそできるハイレベルな自動組版

三美印刷は、十数年前から情報処理部門ではSGMLというフォーマットで自動組版のシステムを開発してきました。その後XMLが注目されるようになり、データベースと併せてXML対応の自動組版へと移行してきました。その結果、学協会様の大会抄録集やプログラム、出版社様の辞典や図書目録、企業様の商品カタログなど、多くの自動組版のお仕事をいただいております。

XMLのデータの大きな利点として汎用性の高さが挙げられます。書籍のデータも、XML形式で保存をしておけば、CD-ROMやデータベースなどと他メディアへの加工・共有が容易になります。

当初はデータの一元化と生産性向上が目的のXML自動組版でしたが、昨今の電子書籍化への対応という点で、他メディアへの移行がしやすいXML型式のデータの重要性はますます高まってきています。

高度なレイアウトでも自動組版処理できる技術力

自動組版処理されたページレイアウトは、情報共有を目的としているため、冊子体裁では必ず求められるイレギュラーな処理に弱く、結果として見た目にはあまり美しくないレイアウトになりがちです。

三美印刷では、お客様のご要望に応じて社内でプログラムを作成し、通常では表現できない特殊な処理にも対応しています。

もちろんすべてのイレギュラー処理がプログラムで解消されるわけではありません。一部手作業での修正を行う場合もあります。手作業での修正は再現性が保証できないため、他メディアへの移行で思わぬトラブルの原因となります。その場合でも、後加工もあわせてご依頼いただくことで、イレギュラーな処理へのスムーズな対応も可能になりますので、お気軽にご相談ください。

入念な下準備とサポートでコスト削減と業務負担の軽減を実現

三美印刷では事前に入念なヒアリングを行い、仕様の確認と納期に合わせた全体のスケジューリングをお客様と綿密に打ち合わせしてから進めるよう心掛けています。また、大幅な修正が発生してもスムーズに進行させることができるよう、設計の段階で(校正の途中で想定される)追加の内容も考慮して設計をします。

数々の自動組版案件の経験を活かして、コスト削減とお客様の業務負担の軽減に努めています。

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