小川道夫

[第185回] デジタル教科書と紙の教科書 ②

2022/4/10    ,

― 書いて覚える媒体として ― でなく「書き込む」ことができます。今回は、この「書き込み」に着目してみます。また、デジタル教科書との絡みで「置き勉」にも言及いたします。 今回の内容 読んで覚える媒体と ...

[第184回] 無処理版への移行

2022/4/10    , ,

― 廃液の解消 ― オフセット印刷用の刷版の技術は、かつてのフィルムからCTPへの移行を経て、現在は有処理版から無処理版に移行中という変遷をたどっていますが、一貫して廃液を無くす方向に進化してきました ...

[第183回] 古紙の使い道

2022/4/10    , ,

― 燃料としての紙 ― 古紙がリサイクルされて紙や板紙の原料になることは広く知られていますが、「燃料としての紙」についてはあまり知られていないかもしれません。そこで今回は、石炭の代替にもなり得る優秀な ...

[第182回] 刷版サイズの規格化

2022/4/10    , ,

― 印刷業界の効率改善へ ― オフセット印刷に用いられる刷版に関する国際規格ISO 12635が2021年6月9日に改定、発行され、261種類の標準サイズ(幅、長さ)が選定されました。 今回の内容 刷 ...

[第181回] ブロックチェーン②

― データ所有型電子書籍とNFT ― データ所有型電子書籍の事例をご紹介します。また、デジタルコンテンツでのブロックチェーン活用におけるキーワードであるNFTのNon-Fungibleの意味についても ...

[第180回] ブロックチェーン

― 著作権管理に活用可能 ― ビットコインに代表される暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンですが、通貨や金融だけでなく様々な分野での利用が広がりつつあります。出版を含むメディア ...

[第179回] デジタル教科書と紙の教科書

2022/4/10    ,

― 5つの案を図示 ― 先日、日経新聞のサイトで「文科省は2024年度から本格導入するデジタル教科書について、24年度のデジタルへの全面移行は見送り、当面は紙と併用する方針を固めた」との報道がありまし ...

[第178回] 電子書籍と紙書籍

― 紙の方が頭に入る? ― 書籍の最も基本的な機能である「文字情報を読者に理解、記憶してもらう」という点で「電子は紙に劣る。画面よりも紙で読む方が頭に入るから」とよく言われますが、それは本当なのでしょ ...

[第177回] 米国電子出版事情

― 価格に要注意 ― 「電子出版をリードしてきたのは米国なので、先行する米国市場の動向を知れば、日本市場の今後も予想できる」とよく言われますが、米国市場の現状を見るに当たっては、注意を要する点がありま ...

[第176回] 電子出版市場の成長

― 音楽市場との類似と相違 ― 電子出版が国内出版市場全体の約4分の1を占めるに至りました。この勢いで紙と電子は逆転するのでしょうか?「逆転する」という見方をする人がよく引き合いに出すのが、音楽市場に ...